もこ@京大卒ママの日常

こんにちは。このページをご覧いただきありがとうございます。2歳と4歳の男の子を育てながら、ワーママしている『もこ』といいます。育児・仕事・家族のことなどについて発信していきたいです。ワーママ応援団

育児本紹介シリーズ「私は6歳までに子どもをこう育てました」〜3男1女東大理Ⅲの母〜の感想。モヤッと。

こんにちは、こころちゃんです。

見にきてくれてありがとうございます^^

 

今日は佐藤亮子さんの著作「私は6歳までに子どもをこう育てました」を読んだ感想です。

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メディアで「子ども4人を全員東京大学理科Ⅲ類(医学部)に合格させた母」と紹介された人らしいですが、結論から言うと、モヤッとしました。

そもそも母が合格させたのではなく、子どもたちが合格したわけで、子どもの頑張りを横取りするようなメデイアの呼称を受け入れている時点で違和感(- -;;;)

 

以下に、いいと思った点とモヤッとした点をまとめました。

まずはいいと思った点は以下の3

いいと思った点① 絵本1万冊童謡1万曲で「言葉の貯金を」

いいと思った点② 幼児教育は「とりあえず」はじめてみる

いいと思った点③新しい習い事は軌道に乗るまで半年

 

①については、私も普段育児で意識しているところだと思いました。

さすがに1万(毎日10冊)と言われると難しいですが、隔週図書館に行って、バッグいっぱいに本を借りてくるのが我が家のルーティーンです。

おかげで2人とも絵本への親和性も高く、いつも自分から「この本読んで」と持ってきます。

そのおかげか、長男は3歳の時点で親が教えずともひらがな、カタカナ、アルファベットは全部覚えてしまいました。好きこそものの上手なれですね。

 

②について。幼児教育を始めるかは私も悩んでいて、今はベネッセのちゃれんじEnglishをしています。この内容や効果については別の記事で書きたいと思いますが、何はともあれやって良かった、効果があるなと感じています。ただ、著者のお家は1歳から公文式に通っているようです。本の冒頭で著者は自分はお受験ママではない、と書いてありましたが、十分意識高い系だな・・と思いました。

個人的には1歳の公文に行くくらいならママと一緒に家でお絵描きしてればいいんでは?と考えちゃいますが。宿題、ぐるぐるの線をなぞってくるとか、家でできるんじゃない?とか考えちゃいました。へへっ。

 

③新しい習い事は軌道に乗るまで半年というのは、へぇ〜と思いました。

私は、嫌がるようであればすぐに辞めてもいいと思っていました。著者の子がスイミングに通い出した際、プールサイドで泣いて嫌がって水に入るまで3ヶ月だったそうです。著者はずっと見守っていたとあり、すごいなぁこの人。と思いました。最終的には泳げるようになったらしいので、へぇ〜という感じでしたが、すごいメンタルですよね。

できないと親が判断して辞めさせるのは本人の可能性を狭めてしまうとのことです。でも私は半年までは、と決めずにケースバイケースで見極めた方がいいと思います。一生残るトラウマになる可能性だってありますからね。

 

モヤッとした点は、子どもがいる「不自由」を味わい尽くそう!というところ。

著者は育児中、自分の自由な時間が欲しいとは思ったことがなく、育児の生活をとことん味わい尽くそうと思ったそうです。自分の都合で産んだのだから、自分のやりたいことを子どもに邪魔されて不機嫌になるのは筋違いだとのこと。

うーん・・私は自分のやりたいことをやるために4時起きしているのに、5時くらいに子供が起きてきてイラッとしてしまいます笑。

結局、この著者は恵まれていたのだな、ということ。金銭的な余裕があって、育児に協力してくれる親族がいて、子どもの知的能力も高くて(半分は遺伝で決まりますからね)、子どもに障害もなく、専業主婦で仕事してなくて、自分自身のためにやりたいと思うことがなかったということ。

世の中、そんな恵まれたお母さんだらけじゃないと思います。1歳から公文式に通わせられる家庭はどのくらいでしょうか。バイオリンに通わせられる家はどのくらいでしょうか。習い事2つも3つも行く時間とお金の余裕よ。毎日朝早くから働いて、仕事が終わって、急いで子どもを園に迎えに行って、ママが1人で子供たちのご飯、お風呂、歯磨き、寝かしつけをして、さあ、やっと1人時間だ!と思ったら子供が起きて邪魔されて、そんな生活を2、3年続けることが本当に母親の幸せなのでしょうか、ストレス溜まらないんでしょうか、育児の醍醐味と言って片付けられる問題なのでしょうか。そんなんだから、そんな言葉でカモフラージュされるから、仕事しているママに負担が押し寄せて、少子化を招いているんじゃないでしょうかーー!!!!!(怒)

 

と、すごくモヤッとしたのです。

子供への関わり方など、参考になることや、私も気をつけなくちゃなぁと思うことだけ参考にして、パタっと本を閉じましょう(にこ)。

自分が恵まれた環境にいるだけなのに、自分は前向き⭐️ポジティブ⭐️と思っている人が苦手。普段困っている人を助ける仕事をしているから、なおさらそういう思いが強かったのかも笑。職業病ですね笑。

以上、なんかモヤッとしたので吐き出したくてぐちゃぐちゃと書いてしまいました。

最後まで読んでくださってありがとうございました〜^^